角川文庫 夏のフェア 名作大漁、書店繁盛、読書三昧。 読破チャレンジ! 現状報告②
引き続き、今週までに読んだ本の感想を。
⑥月魚
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05/25
- メディア: 文庫
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率直に、BL本のようなこの小説を角川さんが入れてきたことにびっくり。
古本屋をめぐって、ふたりの幼馴染が過去の出来事から葛藤したり、
本との向き合い方に戸惑ったり。
自分が本をどう思っているのか、この主人公は本といえば商品なわけですが、
本は私有物な私でも、はっきりできないことがあり、とても共感できます。
二つ目の短編もよくて、花火に対する描写が胸を打ちました。
- 作者: 角野栄子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 文庫
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とても表紙の絵がきれい。
ジブリの映画でなじみがあるからか、どのシーンも風景が目の前にうかび、
空だったり海だったり街並みだったり、とてもきれいでした。
魔女の宅急便自体は全6巻まであるらしく、ジブリの映画にあるエピソードが
全部あるわけではありません。
なので、この本一冊だけでは少し物足りなくなるかも。
⑧書を捨てよ、町へ出よう
とても若い本。
速さにあこがれて、どこかにひたすら逃げたい、っていうのは
学校に閉じ込められていた時代を思い出します。
以上が一週間で読んだ本でした。
来週からは、
あたりから読み進めていこうと思っています。
新潮社と集英社の文庫フェアも始まったので、
そちらはどのくらい読むか、未定です。
せっかくなので全部読みたいのですが。
また、古典新訳文庫のエッセイコンテストにちょっと何か出してみようかと
考えています。
どうか、仕事が早く終わらせられますように。