角川文庫 夏のフェア 名作大漁、書店繁盛、読書三昧。 読破チャレンジ! 現状報告①
読破チャレンジを始めてちょうど一週間。
以下読み終わりました。
ちなみに読んでいく順番は、偏りがないように意識してます。
読みたい本から読んでしまうと、最後がつらいので・・・。
①タイニー・タイニー・ハッピー
- 作者: 飛鳥井千砂
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 文庫
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表紙もタイトルもおしゃれ系なので、普段ならおそらく手に取らない本。
とある大型ショッピングセンターを中心に、
色んな男女のできごとを描いた短編連作。
日常系。恋愛系だけど、やらしい感じではない。
この小説でよいなと思ったのは、
よく登場人物がささいなことだったり合わないことだったり、
あるいは疲れだったりで、機嫌が悪くなること。
機嫌が悪いって、特別大きな感情でもなく、
でも日常でしめる割合が大きなものだなと思って、
それをどうするかってけっこう今思うところではあります。
②宇宙100の謎
宇宙とか相対性理論とかそういうのが好きな私は
こういう本普段もよく読みます。
初級な本ですが、でもこの内容を理解できてるかというとできてない。
いまだに、ブラックホールが何なのかよくわからない。
③方丈記
方丈記(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 武田友宏
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし
読みやすくてよかったです。
それぞれに現代語訳がついているだけじゃなくその解釈もあって、
ただ作品をほめるだけじゃなく
鴨長明もいろいろ迷ってるんだなあと思えるものだった。
④きみが見つける物語 十代のだめの新名作 友情編
きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編 (角川文庫)
よしもとばななの「あったかくなんかない」は読んだこともあったけど、
あらためて読んでも心に迫ってくるものがある。
重松清の「きよしこ」は思った以上に気分の悪くなる話だった。
といっても登場人物の専業主婦の母親と一生働くであろう自分の
価値観、大事なものの優先度が違うだけなんだとは思う。
ちゃんと読んでみようかな。
⑤つくもがみ貸します
この人の話って、懐かしいにおいがする。
児童向けの小説みたいな、現代的でない感じ。
悪い意味でなくほっとする、って言う意味で、ださい。
といっても解説にあるようにテーマは新鮮なので、
きっと文体というか、話の展開が派手すぎないからなのかな。
まだ続きますが、いったん区切ります。
角川文庫、すごい夏の文庫フェアに力も入れているし、
本のチョイスもいいなと思います。
ぜひ。