新潮文庫の100冊「ワタシの一行」と 集英社文庫ナツイチ「文学、始めました」
新潮文庫の100冊「ワタシの一行」と
集英社文庫ナツイチ「文学、始めました」の冊子にも
目を通しました。
それぞれ全く違うフェアになっているなと驚きます。
【角川文庫】
ニコニコ動画ともタイアップし、若者向けになっている。
冊子も派手でわかりやすく、去年は「祭」だったが、
今年も「名作大漁」と景気がいい(元気がいい?)感じ。
新しい層を狙っていっているのだろうか。
そもそも、今時の若者はけっこう本を読むのだろうか。
おまけはストラップで、ケロロ軍曹や貞子、犬神家と面白い。
他の企画は角川文庫POPコンクール、ニコニコ超夏祭り、スマホサイト等。
【集英社文庫】
AKB48の読書感想文が目玉。
お台場にブースを出したり、大衆向けで大手!なイメージ。
本のチョイスに関しては、特に違いはわからない。
集英社文庫で好きなところは、
この本にハマったら次はコレ!の本の紹介。
特に去年はすごろくみたいになっていて、ちょっとわくわく。
おまけは濡れても使えるブックカバー。
AKBのものと、はちくんのと。
そういや、糸井重里の昔の集英社文庫のコピーはすごい。
「想像力と数百円」、「少年少女をやめた夏」
この本で見つけました。
コピーってすごいと初めて感動しました。
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2012/06/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【新潮文庫】
新潮文庫らしく、角川や集英社よりも敷居が高くて文化的で、
ちょっとかっこいいけど冊子が読みにくい。
軽めの小説が若干少ない気もするけど、
本のチョイス自体はそれほど特徴はない気がする。
角川や集英社は有名な漫画家やてぬぐい柄の新しい表紙のものを
このフェアで作っているけど、
新潮文庫はそこまで目玉になるようなリニューアルはない。
おまけはふせん。
そういや、新潮文庫にはキャラクターがいない。
ということで3つのフェアが有名だと思うので比較してみました。
ニコニコになじみのある私としては角川がお気に入りです。
それにしても、本のチョイス自体にあまり差がないのが、少し残念です。
いや、期待はずれとかそういう意味ではなく、
もっと特色があれば、そのチョイス自体にストーリーが見えたりして
文脈棚みたいに楽しめそうなのになと思います。
さて、角川文庫以外は読破はしませんが気になる本は数冊あるので、
これから夏本番、楽しもうと思います。