角川文庫 夏のフェア 名作大漁、書店繁盛、読書三昧。 読破チャレンジ! 現状報告③
ハッケンくん、非常に数に偏りが。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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昔読んだときと印象が変わった一冊です。
前はなんとも思わず、むしろ退屈で読みにくい印象でした。
でも全くそんなことはない。
坊ちゃんのまっすぐさは、現実にはすごくいやだけれど、
こうやって遠い世界で見る分には心地よい。
この本では、東京育ちの坊ちゃんが田舎に行くということで、
育った場所を意識するような発言も多いのですが、
おかしいなと思うのは、坊ちゃんのまっすぐさは田舎っぽく思えて、
坊ちゃんに意地悪する田舎の子は反応が冷めてて都会的。
それはそういう意図だったのか、それとも
少し前は都会っ子(江戸っ子)のほうが熱くて、
田舎の子のほうが冷めていたのでしょうか。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 文庫
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この本を読んで、ますます内田樹が好きになりました。
表題になっている最初の部分よりも、
武術をやっている内田樹や、家族の形を述べている内田樹のほうが、
すごく熱がこもっているようで好きです。
この人の本も一通りそろえようと考えています。
日常の謎を扱ったミステリ。
学園もので、去年はけいおん!のアニメの表紙だったこともあり、
そういうような印象。
学園の歴史の話が出てきて、そういうのはとても好きです。
青年のための読書クラブ (新潮文庫)がより重厚で好みですが、
桜庭一樹さんの本は、大好きな人は一生大事にするけれども、
嫌悪感を感じる人も多いのかもしれない。
檸檬も桜の樹の下にはも好きです。
ただ、今回桜の樹の下には、がかなりきました。
こんなにもえぐい話だったっけ。
最初の段落の詩的な部分は大好きなのですが。
他の本も、後々更新いたします。
また、角川文庫以外の本もまた何かしらテーマを決めて更新できたら。
本は楽しいなと最近つくづく幸せに思いつつ、
明日からの仕事もがんばろうと思います。