相本リレーション ―本との関わり

私にとって人生のパートナー、相方のような本たち。その本と何かの、何らかの関連をもとに記事を書いています。

今やるか、後でやるか?そもそも何をやるか。

どんな人でも、ある程度はなんとなくやりたくないことを後回しにすることがあると思う。

自分もそのひとりで、でも世間も自分もそれはよくないとのことで、いくつか物事を先送りしない本を読んでいた矢先に、この本を見つけた。

スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考

スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考

 

この本は、決して先延ばしすることを推奨しているのではなく、

「心が軽くなる」ってあるように先延ばしすることでたまにはいいこともある、

それよりも先延ばしにしようと別の優先度の低いことに取り組んだりするうちに

何か結果を出せているのではないか、

だから先延ばしすることで自分を無能だと傷めつけることもないんじゃないか。

だいたいそういう内容だと感じた。

 

それに合わせて、ちょうどこの本もいいタイミングで読んだ。

試験勉強という名の知的冒険

試験勉強という名の知的冒険

 

がんばれば合格できるのか、ではなく、きちんと計画を立てて、

どうがんばるのか。

安直な必勝法みたいなものを探すばかりで考えることを放棄していないか、と

若干耳が痛い。

 

結論として、やはり早めにやることは大事だけども、

緊急度ばかりにとらわれるのではなく、

やらなければいけない雑務を先延ばしにすることにちょっとした楽しみを持って、

今までできなかった勉強にでも取り組んでみるのもいいのではないかなあ。

 

ちなみに、先延ばし思考の本は、あまりにものびのびしすぎないよう、

ネットサーフィンするまえにタイマーをセットしたり、

そういうコツも書いてあって

先延ばしをやめようと思う人にも有効だと思う。

 

以下も先延ばしをやめる本。

どれかひとつでも長く続けると、効果はあるんじゃないかと思っている。

先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫)

先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫)

 

あと、少し離れるけども、

個人の行動というよりビジネスにおいて、

先延ばししない方法として、以下が良書だと思っている。

小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

 

そもそも何をやるのか明確だったら、人はより動けるかな。

といっても、やっぱりなんとなく先延ばしはしてしまうのだけど。