相本リレーション ―本との関わり

私にとって人生のパートナー、相方のような本たち。その本と何かの、何らかの関連をもとに記事を書いています。

質問:時代の空気ってわかりますか

時代の空気って、わかりますか。知ってますか。感じたことってありますか?

 

桜庭一樹赤朽葉家の伝説を読んで、または秋元康の企画脳を読んで。

どちらも時代の雰囲気、空気というものが出てくる。戦後の空気、日本がやたらめったら働く時代の空気、バブル、バブル崩壊、そして阪神淡路大震災から、今。それぞれの時代の空気。

 

赤朽葉家の語り手は1989年生まれの瞳子。私は1990年で、同じ平成生まれ。

何も持っていない、何の時代の空気も知らない世代だと感じている。

 

質問の答えは、私はノーで、今まで時代の空気は感じたことはない。

阪神の震災は、周りは親しげに話す中で私だけ知らない。

失われた20年をそのまま生きてきて、今若干景気がいい、ということに戸惑っている。

バブルのときは今とみんな違った、時代の空気が違った、と言われても、何も想像できない。

 

それが、私の世代だと思う。

 

時代の空気というものに何か思うところがある人は、ぜひ。

桜庭一樹赤朽葉家の伝説

秋元康、企画脳。

 時代の空気とのリレーション。