下鴨納涼古本まつり
- 作者: 内澤旬子
- 出版社/メーカー: 幻戯書房
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
ずっと買おうと思っていた夏葉社の本屋図鑑も確実に買いました。
あとは割りと大き目の本が目につきました。特に美術系。
普段は目を通すものの買おうとはなかなかならないのですが。
そして未来ちゃんをついに。
実は、教育学は興味があって教員免許も持っているのですが、
子どもがあまり好きではありません。
こういうこと言うのもあれですが、子どもの汚さが苦手なのです。
なのでこの未来ちゃん写真集の表紙もずっと苦手だったのですが、
ふと中身を見てみると、これはすごい。
家も町も、一般的な観点で言うと、絶対綺麗じゃない。
だからなのか、とてもきれいなエネルギーにあふれているような。
賞もとっていますし有名な写真集なのでいまさらなのですが、
私はとても感動しました。
右下はTake Freeの冊子です。
タダとは言え、とても分厚く、載っている美術書はどれも魅力的です。
広い本屋なので、他にもたくさんほしい本がありました。
だいぶんセーブして、3冊を選んだ状態です。
大きい本屋では丸善本店が一番なじみがあるのですが、
場所も違うので雰囲気も本の並びも全く違うことに気づきました。
くまざわ書店 日吉店
親子連れが多く、子供向けの本やマンガ・雑誌の割合が高い。
ただ、ハードカバーや文庫も大事に面陳してある、バランスのよい本屋です。
ゲームセンターが隣にあるのでゆっくりはできませんが、
街の本屋さん、昔親と行った本屋さんを思い出します。
星の王子さまはずっと集めているので、まだ持っていないものを買いました。
劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」 (文春新書 924)、
この間、電話でふと自分の声が反射して聞こえてきて、
あまりに汚いイントネーションや発声でびっくりしました。
母音が大事だそう。
最近はまっている光文社新書から、気になっていた
橋爪大三郎の世界は宗教で動いてる (光文社新書)を買いました。
とてもよかった。
特にここでは買えないというものではないのですが、
変わった本屋に行くとそこでしか買えないものばかりに目がいくので、
こういう自分の中でのスタンダードを確実に選べるような店って
重要なのではないかと思ってみたりもします。
あゆみBooks 田町店
以前行ったときは、入ってすぐの単行本のコーナーで、
何冊も気に入って買ったのですが、あまり回転は速くないよう。
文庫棚は珍しく、レーベルごとに分けずに作家ごと。
すごく手が入っているんだろうなと思います。
そこで、いくつか目に入った文庫と、
ビジネス書にあたるのか、前から気になっていたキャリアポルノを買いました。
そこまで広くないのに、絵本や美術館系も少し置いています。
文庫フェアはスペースの関係で全て面出しというわけにはいかないようでしたが、
並べ方もすごく好感を持ちました。
実はあゆみBooksってよく知らないのです。
他の支店も巡ってみようと思います。
角川文庫 夏のフェア 名作大漁、書店繁盛、読書三昧。 読破チャレンジ! 現状報告⑨
もう8月。そしてもうすぐお盆ですね。
29. ユージニア (角川文庫)
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/25
- メディア: 文庫
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久しぶりに読んだミステリ。
途中、関係者からの証言がどんどん集まり、
ひとつ何かがわかったと思っても結局つかみきれない。
一番最初から、なんとなく背筋がぞっとする雰囲気です。
最後については、いろいろと感想があるようですが、
私は好きではありませんでした。
ただ、終わりがよくなければその本がよくないわけではない。
途中、物語の芯の部分は、とても面白かったです。
30. 紙婚式 (角川文庫) 山本文緒
私は、上記のユージニアよりももっと、この恋愛本がホラーだと感じました。
若い夫婦。感覚としてはカップルですが、夫婦です。
お互いうまく心が通じなくて、みたいなかわいい話ではない。
ごたごたがあったけど、最後にはお互い思い合っていることがわかり、でもない。
救いようのない、ラストが多い。
ちょっとした浮気どころではない、もっとえぐい話。
こんなかわいい表紙でこんな気持ちの悪い短編が読めると思いませんでした。
すごくほめています。これはおすすめです。
エレナー・ポーター作、木村由利子訳
嬉しい探しゲームを町に広げる話。
なんというか、あらすじを書くのも億劫になるくらい、明るい話です。
本当に、くもりのない明るさ。
ほんのすこし落ち込むときも、屈託のない落ち込み。
毎日複雑だなと仕事をしていて思ったら、この本だと思います。
32. 数学物語 (角川ソフィア文庫) 矢野健太郎
動物の数の認知から、アラビア数字前の数の表し方。
そして数学の大家の発見とエピソード。
とてもシンプルな構成で、読みやすい。
ただ、あまり新しい話や知らなかった情報はないなと思ったら、
それもそのはず。
昭和三十六年に初版です。
こういった数学の気軽に読めるエピソード集はたくさんありますが、
この本はそのはしりだったのではないでしょうか。
十分に平成二十五年でも楽しめます。
最近は夏の文庫フェアもそうですが、
小学校の課題図書がたくさん並んでいます。
児童書も好きなので、夏は読書の季節です。
SPBS (SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS)
この本屋を知ったきっかけは、
レオ・レオニ展をぐぐった際にグッズ販売でヒットしたことです。
また、まとめサイトでも紹介されていました。
どの本もとても大事そうに、たくさんの本が面を出して売っています。
新刊もあり、古本もいくつかあり。
サボテンとか小物とか、本以外のものもありました。
小さな黒い壁の書斎スペースがあり、
私が行ったときはレオ・レオニのフェアをやっていました。
写真の左上、レオレオニのポストカードとシールセットです。
いっぱい種類があったのですが、特に色合いが派手なものを4枚。
アート系も多くおそらくそれがこの本屋の特徴なのかと思いますが、
本に関する本も多く、夏葉社の本屋図鑑もありました。
(他の本屋ですでに買っていたのでここでは買いませんでした。)
古本は文庫がまとめてあるスペースもあり、
新刊と同じ並びで分け隔てなくあるものもあり。
1冊、右上のグルメに飽きたら読む本を買いました。840円。
渋谷は苦手な街だと、今日も行ってみて感じたのですが、
それでも他にもいろいろと本屋があるようなので、
また行ってみようと思います。